増え続ける接続とsdwan

企業がネットワークを使って業務を行う場合、セキュリティと安全性を確保できるプロトコルサーバーを介した利用が一般的です。しっかりとした運用を行った上でプロトコルサーバーを使用すれば、悪意のある第三者からの侵入を防止しながら活用することができるでしょう。しかし、昨今では働き方事態が変化しており、社内だけではなく自宅やカフェなどで社員が業務を行う例も増えつつあります。sdwanはこれらの働き方にも対応することができる技術で、増え続ける接続への対応が可能となっています。

接続拠点といえば従来であれば支社や営業所などが一般的でした。あらかじめ決められた拠点から一定の数の接続だけが行われ、サーバーもそれほど混み合うことなく処理を行うことができたはずです。しかし現代ではパソコンやスマートフォンが普及し、社員は気軽に外部から接続を行います。接続が増加して回線が混み合った場合に、sdwanでは特定の接続を振り分け、直接クラウドサービスへと繋げることができるようになっています。

危険性の低いクラウドサービスやアプリケーションに本社を介さずに接続させることができれば、その分だけ通信状況の混雑を改善することができるでしょう。sdwanの技術は増え続ける接続件数に対応し、複数の拠点からのアクセスもスムーズに管理することができるようになっています。リモートワークなどで接続数が増え、業務に支障をきたしている企業にも便利な技術となるはずです。